【基礎編】楽譜に書かれている内容について-その2

机の上で開かれた総譜書物がデスクライトに照らされている様子。

付点について

①付点全音符(ふてんぜんおんぷ)

付点全音符

全音符の長さに、その半分の長さが加わった音符です。
1つで「6拍分」の長さになります。

長さ

「全音符(4拍分)+その半分(2拍分)」

特徴

  • 白い丸(全音符)に「付点(・)」がついている
  • 全音符(4拍)+その半分(2拍)=合計6拍

②付点二分音符(ふてんにぶおんぷ)

付点二分音符

二分音符の長さに、その半分の長さが加わった音符です。
1つで「3拍分」の長さになります。

長さ

「二分音符(2拍分)+その半分(1拍分)」

特徴

  • 白い丸に棒がついた二分音符に「付点(・)」がついている
  • 二分音符(2拍)+その半分(1拍)=合計3拍

③付点四分音符(ふてんしぶおんぷ)

付点四分音符

四分音符の長さに、その半分の長さが加わった音符です。
1つで「1拍と半分(1.5拍分)」の長さになります。

長さ

「四分音符(1拍分)+その半分(1/2拍分=八分音符1つ分)」

特徴

  • 黒い丸に棒がついた四分音符に「付点(・)」がついている
  • 四分音符(1拍)+その半分(1/2拍)=合計1.5拍

④付点八分音符(ふてんはちぶおんぷ)

付点八分音符

八分音符の長さに、その半分の長さが加わった音符です。
1つで「1拍分のうちの3/4拍分」の長さになります。

長さ

「八分音符(1/2拍分)+その半分(1/4拍分=十六分音符1つ分)」

特徴

  • 黒い丸に棒がついた八分音符に「付点(・)」がついている
  • 八分音符(1/2拍)+その半分(1/4拍)=合計3/4拍

⑤付点十六分音符(ふてんじゅうろくぶおんぷ)

付点十六分音符

十六分音符の長さに、その半分の長さが加わった音符です。
1つで「1拍分のうちの3/8拍分」の長さになります。

長さ

「十六分音符(1/4拍分)+その半分(1/8拍分=三十二分音符1つ分)」

特徴

  • 黒い丸に棒がついた十六分音符に「付点(・)」がついている
  • 十六分音符(1/4拍)+その半分(1/8拍)=合計3/8拍

⑥付点三十二分音符(ふてんさんじゅうにぶおんぷ)

付点三十二分音符

三十二分音符の長さに、その半分の長さが加わった音符です。
1つで「1拍分のうちの3/16拍分」の長さになります。

長さ

「三十二分音符(1/8拍分)+その半分(1/16拍分=六十四分音符1つ分)」

特徴

  • 黒い丸に棒がついた三十二分音符に「付点(・)」がついている
  • 三十二分音符(1/8拍)+その半分(1/16拍)=合計3/16拍

①付点全休符(ふてんぜんきゅうふ)

付点全休符

全休符の長さに、その半分の長さが加わった休符です。
1つで「6拍分」の長さになります。

長さ

「全休符(4拍分)+その半分(2拍分)」

特徴

  • 五線の下側にぶら下がる全休符に「付点(・)」がついている
  • 全休符(4拍)+その半分(2拍)=合計6拍

②付点二分休符(ふてんにぶきゅうふ)

付点二分休符

二分休符の長さに、その半分の長さが加わった休符です。
1つで「3拍分」の長さになります。

長さ

「二分休符(2拍分)+その半分(1拍分)」

特徴

  • 五線の上に乗る二分休符に「付点(・)」がついている
  • 二分休符(2拍)+その半分(1拍)=合計3拍

③付点四分休符(ふてんしぶきゅうふ)

付点四分休符

四分休符の長さに、その半分の長さが加わった休符です。
1つで「1拍と半分(1.5拍)」の長さになります。

長さ

「四分休符(1拍分)+その半分(1/2拍分=八分休符1つ分)」

特徴

  • 四分休符(1拍分)の形に「付点(・)」がついている
  • 四分休符(1拍)+その半分(1/2拍)=合計1.5拍

④付点八分休符(ふてんはちぶきゅうふ)

付点八分休符

八分休符の長さに、その半分の長さが加わった休符です。
1つで「1拍分のうちの3/4拍分」の長さになります。

長さ

「八分休符(1/2拍分)+その半分(1/4拍分=十六分休符1つ分)」

特徴

  • 八分休符(1/2拍分)の形に「付点(・)」がついている
  • 八分休符(1/2拍)+その半分(1/4拍)=合計3/4拍

⑤付点十六分休符(ふてんじゅうろくぶきゅうふ)

付点十六分休符

十六分休符の長さに、その半分の長さが加わった休符です。
1つで 「1拍分のうちの3/8拍分」の長さになります。

長さ

「十六分休符(1/4拍分)+その半分(1/8拍分=三十二分休符1つ分)」

特徴

  • 十六分休符(1/4拍分)の形に「付点(・)」がついている
  • 十六分休符(1/4拍)+その半分(1/8拍)=合計3/8拍

⑥付点三十二分休符(ふてんさんじゅうにぶきゅうふ)

付点三十二分休符

三十二分休符の長さに、その半分の長さが加わった休符です。
1つで  「1拍分のうちの3/16拍分」の長さになります。

長さ

「三十二分休符(1/8拍分)+その半分(1/16拍分=六十四分休符1つ分)」

特徴

  • 三十二分休符(1/8拍分)の形に「付点(・)」がついている
  • 三十二分休符(1/8拍)+その半分(1/16拍)=合計3/16拍

アーティキュレーション(演奏法)を示す記号

タイ

タイ

2つの同じ高さの音符を曲線でつなぎ、1つの長い音として演奏する記号です。
つないだ音符の長さが合計され、1つの音として伸ばされます。

長さ

「つないだ音符の長さを合計して、1つの音として伸ばす」

特徴

  • 同じ高さの音符同士を曲線(タイ)でつなぐ
  • つないだ音符の長さがそのまま合計される
  • 小節線をまたいで音を伸ばしたいときなどに使われる

スラー

スラー

複数の音符を曲線でつなぎ、なめらかにつなげて演奏する記号です。
音と音の間を切らず、ひと続きの流れとして演奏します。

表現
「つないだ音符を切らずに、なめらかに続けて演奏する」

特徴

  • 複数の音符を斜めの曲線(スラー)でまとめる
  • 音と音の間を区切らず、滑らかにつなげて演奏する

アクセント

アクセント

音符に強いニュアンスをつけて演奏するための記号です。
その音を、周りの音よりもはっきり強調して演奏します。

表現

「音の“強さ”だけを強調する」

特徴

  • 音符の上や下に「>」の形の記号がつく
  • その音を周囲より強く、はっきりと演奏する

スタッカート

スタッカート

音符を短く切って演奏するための記号です。
音の長さを通常より短くし、はっきり区切って演奏します。

表現

「音の長さを短くし、音と音の間にわずかな間隔をつくる」

特徴

  • 音符の上や下に小さな点(・)がつく
  • 音を短く切り、軽くはっきりした印象で演奏する

テヌート

テヌート

音符をその長さいっぱいに、しっかり保って演奏するための記号です。
音をていねいに伸ばし、滑らかで落ち着いた印象を与えます。

長さ・表現

「音符の長さを十分に保ち、途切れないように演奏する」

特徴

  • 音符の上や下に横線(―)がつく
  • 音をしっかり保ち、伸ばして演奏する

強弱記号

メッゾ・フォルテ

メッゾ・フォルテ

「やや強く」という意味の強弱記号です。
フォルテほど強くはないけれど、はっきりとした存在感のある音量で演奏します。

長さ

「音の長さは変わらず、“やや強い音量”で演奏する」

特徴

  • 音符の近くに「mf」と書かれる
  • フォルテ(f)より弱く、メッゾ・ピアノ(mp)より強い音量

フォルテ

フォルテ

「強く」という意味の強弱記号です。
力強く、はっきりとした音量で演奏します。

長さ

「音の長さは変わらず、“強い音量”で演奏する」

特徴

  • 音符の近くに「f」と書かれる
  • メッゾ・フォルテ(mf)より強く、迫力のある音量で演奏する
  • 力強さや勢いを出したいとき、音楽を前に押し出したいときに使われる

フォルティッシモ

フォルティッシモ

「とても強く」という意味の強弱記号です。
フォルテよりさらに強い音量で、力強く迫力のある響きで演奏します。

長さ

「音の長さは変わらず、“非常に強い音量”で演奏する」

特徴

  • 音符の近くに「ff」と書かれる
  • フォルテ(f)よりもさらに強く、圧倒的な力強さを表現する
  • クライマックスや強烈な印象を出したい場面で使われる

メッゾ・ピアノ

メッゾ・ピアノ

「やや弱く」という意味の強弱記号です。
ピアノほど弱くはないけれど、控えめで落ち着いた音量で演奏します。

長さ

「音の長さは変わらず、“やや弱い音量”で演奏する」

特徴

  • 音符の近くに「mp」と書かれる
  • ピアノ(p)より強く、メッゾ・フォルテ(mf)より弱い音量

ピアノ

ピアノ

「弱く」という意味の強弱記号です。
静かで落ち着いた音量で、やさしく演奏します。

長さ

「音の長さは変わらず、“弱い音量”で演奏する」

特徴

  • 音符の近くに「p」と書かれる
  • メッゾ・ピアノ(mp)より弱く、柔らかく控えめな音量
  • 静かな雰囲気や繊細な表現をしたいときに使われる

ピアニッシモ

ピアニッシモ

「とても弱く」という意味の強弱記号です。
ピアノよりさらに静かで、繊細な音量で演奏します。

長さ

「音の長さは変わらず、“とても弱い音量”で演奏する」

特徴

  • 音符の近くに「pp」と書かれる
  • ピアノ(p)よりもさらに弱く、非常に静かで繊細な響きを表現する
  • 静寂感ややわらかさ、遠くで響くような雰囲気を出したいときに使われる

クレッシェンド

クレッシェンド

だんだん強くしていくことを示す強弱記号です。
小さな音から大きな音へ向かって、徐々に音量を増やして演奏します。

長さ

「音の長さは変わらず、“だんだん強く” 演奏していく」

特徴

  • 「cresc.」と書かれたり、< の形の記号で表される
  • 時間の経過とともに音量を徐々に大きくしていく
  • 盛り上がりを作りたいときや、音楽に流れや緊張感を与えたいときに使われる

デクレッシェンド

デクレッシェンド

だんだん弱くしていくことを示す強弱記号です。
大きな音から小さな音へ向かって、徐々に音量を減らして演奏します。

長さ

「音の長さは変わらず、“だんだん弱く” 演奏していく」

特徴

  • 「decresc.」と書かれたり、> の形の記号で表される
  • 時間の経過とともに音量を徐々に小さくしていく
  • フレーズを静かに収めたいときや、音楽に余韻や落ち着きを与えたいときに使われる

演奏指示の記号

リピート

リピート

指定された区間をもう一度演奏することを示す記号です。
楽譜の中で、同じ部分を繰り返したいときに使われます。

長さ

「音の長さは変わらず、“指定された区間を繰り返す” という意味になる」

特徴

  • 「|: :|」のように縦線と点2つによって、両端が囲われた部分の音楽を繰り返す
  • 前のリピート記号まで、または曲の最初まで戻って演奏する
  • 曲の構成をわかりやすくし、同じフレーズを繰り返したいときに使われる

フェルマータ

フェルマータ

音符や休符を、指定された長さよりも長く伸ばして演奏する記号です。
演奏者や指揮者の判断で、音をしっかりと保って余韻を作ります。

長さ

「音符や休符を“自由に長く伸ばす” ただし、通常より長く保つのが基本」

特徴

  • 音符や休符の上(または下)に半円と点の形で書かれる
  • その音をしっかり保ち、余韻や強調をつけたいときに使われる
  • 曲の区切りや印象的な場面で、音楽に間(ま)や重みを与える

教室紹介

当教室の I árpa tou Apóllona(IATA)では、オンラインを活用した基礎音楽のレッスンやイベント開催を行っております。

また、当教室の Klarinette Clarinette(KlCl)では、オンラインを活用したクラリネットのレッスンやイベント開催のほか、クラリネットの選定依頼も承っております。

ご自身に合う学び方で技術向上を目指す方や、専門的な指導をご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。

基礎音楽教室 I árpa tou Apóllona

I árpa tou Apóllona logo

クラリネット教室 Klarinette Clarinette

Klarinette Clarinette Logo